よろず徒然雑記

日記とかいろいろ気の向くままに

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『女の一生』鑑賞

※ネタバレ有ります※

観てきました「女の一生」
モーパッサン原作でノルマンディーが舞台、男爵の娘が主人公というので行ってきました。モーパッサンはモーリス・ルブラン先生が小説家目指す影響を受けたとかいう話もあったので、どらどら、と。

Twitterのほうで、と思ったんですが、書き始めたら長くなり、ついでにネタバレ嫌がる人もいるね、ってことでこちらに。

ちなみに原作まったく知らないよ?と言う私です。ストーリー的にはまったくのゾーン外ですが、仕事柄、リージェンシーあたりの風俗だとか、ノルマンディー方面の雰囲気は見たい。というので熊本に来るのを今か今かと待っていました。

お話は、女にだらしないダンナと金にだらしない息子に悩まされるヒロインの踏んだり蹴ったり人生。
映画のカメラワークが基本的にがぶりよりで、しかもいきなり場面がとぶし感情も飛んでしまって、時々変化について行けなくて戸惑いました。しかも回想まではさまってくるので、えーとどの時間軸からの視点なの?と電波拾い損ねた電波時計の針みたいに時々意識的な調整が必要でした。

最大の「!?」は、不倫でメイド(しかもヒロインの乳姉妹)に手を付けて妊娠させた前科のあるダンナが、今度は友人伯爵夫妻の奥さんと出来ちゃってるのをヒロイン目撃しちゃった前後のエピソード。

「みんな嘘つきばっかり!私は裏ぎられた!」と打ち明けに来た主人公に、ダンナの不倫相手である伯爵夫人の夫に真実を伝えるべきだと強硬に主張する神父。黙ってるならあなたも嘘つきで罪深い。同罪だ。肉欲の罪は悪いが、嘘はもっと悪いと追い詰めて、いい人の伯爵を苦しめることになると渋る主人公を脅迫まがいに説得。
えええ、実際にやらかしちゃってる当事者じゃ無くて、ただでさえその事実で苦しんでる主人公を責めるの?

そこで例によっていきなり場面が切り替わると、素っ裸で背中に大穴が開いた伯爵夫人の死体が野原に転がり、狩猟小屋の中にはこれまた素っ裸で胸に大穴の開いた主人公のダンナの死体、そしてナイフで胸をえぐって自殺した伯爵の死体。えええ!いきなりサスペンス!?この話どこに行くの!?

…と思ったら普通に日常話ルートに戻りました。

私的には主人公けしかけたことで3人を間接的に死に追いやった神父、ちょっと屋上で小一時間ほど問い詰めたいところですよ?いいの?この結果有りなの?と。

ダンナが退場したら今度は息子のターン。

うーん、不幸に次ぐ不幸のながされ人生なんですが、あんまりヒロインにも共感、同情できなかったのは彼女自身があまりにも受け身だったからかなあ。

あとはカメラがもうちょっと引いてくれるとせっかくの背景やら風俗やら衣装やら、もっと入ったのに、とちょっと残念!

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「ルパン・エチュード」第8話

OP.8紹介

「ルパン・エチュード」8話 2月16日(金)本日発売の「プリンセスGOLD 2月号(秋田書店)」に掲載されております。「カリオストロ伯爵夫人」編 4話目です。
OP.8


カリオストロ伯爵夫人編、今回分までがコミックス2巻収録となります。つまり今回で折り返しです。

「ルパン・エチュード」2巻 5月16日発売と決まりました!
2巻告知

書店予約可能なタイミングになりましたらお知らせいたしますのでご予約いただけたらと思います。
多分、1巻以上にすごーーーく書店で見つけづらいと思うのですよ!(>_<)
そう言う世知辛いご時世であることはご理解ください。せめて書き下ろしカバーとかあとがきとかは精一杯がんばります!!

さて、今回の内容ですが…
ルパン、大暴走です(^^;) 正直ドン引かれるんではなかろうかとドキドキしております(^^;)
原作も相当大暴走なあたり、というか、そもそも「カリオストロ伯爵夫人」自体が若いわぶっとんでるわのルパン譚なので、避けて通れないというか、ここをはずしたらルパンじゃないというか(^^;)

まあ途中からがらりとトーンは変わりますが、変わったら変わったで大丈夫かなあ、みなさま振り落とされてないかなあと冷やっ冷やです。

ジョゼフィーヌことカリオストロ伯爵夫人、前回ほぼルパンと会話成立しておりませんでしたので、今回ようやくルパンと向き合う形になります。

事件もさることながら、ルパンもジョジーヌさん(なんでジョゼフィーヌがジョジーヌかは今回のを読んでいただくとわかります(^^;))もどちらの感情も激しくアップダウンする回でして、伝わったかな〜楽しんでもらえたかな〜と、いつも以上にめちゃくちゃ緊張しています(>_<)

キャラクターがやっとセットポジションに着いたところで前編終了とか、大丈夫なのか自分!と言う別のドキドキも有ります。一人まだウロウロしているエリクですが、後編はけっこう活躍してくれるはずです。

そして、前回、見開き扉絵の全体をと言っておきながらそのまま今に至ってしまいました(>_<)
こんな感じだったのでした。

全体像


ジョジーヌさんの髪の色、5話のブログ記事でフォーヴというフランスの伝統色だとご紹介しました。
こんな色らしいです。

フォーブという色

ただ、「金の櫛でまとめている」という原作を再現しようとしたらどうも金の櫛が映えなくなってしまったのでこのイラストではかなり淡い色で描いています。

そして最後に1つお知らせを。

前号をご覧になった方はすでにご存じだと思いますが、プリンセスGOLD誌、この号で紙の本ラストとなります。
次号、4月からは電子専売で月刊発売されます。

「ルパン・エチュード」は5月16日発売の電子2号から隔月での掲載です。
つまりコミックス第2巻発売と同じ日に、続きの載ったGOLDが電子で読めるという仕様です。

コミックスはこれからも紙で出ますが、紙の本にはきびしい昨今ですので、発売のタイミングでお買い上げいただくのが一番確実に手に入るかと思います。どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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新年のご挨拶を申し上げます(…)

2018年賀状


…あれ?私ブログ2018年お初ですね!?
失礼いたしました!!Twitterの方におめでとう絵上げて失念しておりました(>_<)

本日旧暦のお正月だそうですので気を取り直して!!

本年もよろしくお願いいたします!!
…すみません…

フランス語の新年ご挨拶は
「2018年が幸せ、健康、成功とあなたが望むもの全てをもたらすよう祈っております。」
という意味なんだそうです。

「あなたが望むもの全て」というフレーズが欲張りでルパンっぽいかなあと(笑)

私のお仕事的には、まずは何といっても『ルパン・エチュード』、カリオストロ伯爵夫人編ですが、
これをきっちり今年中、3巻分に納めるのが第一の目標です。目標というか決定事項なのでやらねばならんのですが(^^;)

今年はネームのままストップしているハーレクイン作品もきちんと仕上げます!(>_<)

もうひとつふたつ野望も企画も進行中ですが、とにかく宙ぶらりんのハーレクイン作品をまずは形にしなければなのです。幸か不幸か作画がストップしているせいで、パリであれやこれやガチ取材してきましたよ!
これで臨場感は増し増しになるはずです!がんばらねば〜(>_<)

そして、編集部経由で年賀状、お手紙を下さった皆さま!本当にありがとうございます!
電子の時代だからこそ、手間暇かけてのお葉書は作家、作品にとって大変有りがたい応援です!モチベーション的にはもちろんですが、編集部に対するアピールとして、アンケート以外ではこれほど有効な応援はありません!!
イラストはこちらに上げた物と同じになりますが、サインはきっちり手書きで入れて送らせていただきます!
今月中にはお届けしますのでしばらくお待ちください。

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「ルパン・エチュード」第7話

OP.7プロモーション

「ルパン・エチュード」7話 12月16日(土)本日発売の「プリンセスGOLD 12月号(秋田書店)」に掲載されております。「カリオストロ伯爵夫人」編 3話目です。
今回は表紙&巻頭カラーです!

表紙と刷りだし


ついに!ジョゼフィーヌ・バルサモことカリオストロ伯爵夫人登場です。
七本枝の燭台を巡る謎を追う一党のリーダー格、ボーマニャン氏も登場します。

今回は原作でけっこうジョジーヌさんにまつわる過去話というかいきさつというか説明が多いあたりなので、これを原作の味を損なわずにどこまで短縮できるかが最初の関門でした。ジョジーヌさんの見た目の清楚さ、そしてミステリアスな存在感、底の知れ無さと、盛り込むべき要素はてんこ盛りです。

作品紹介とかでは「妖婦」とか表現され、しかもルパンより年上なので妖艶な熟女っぽいイメージあるんですが、20歳のルパンに対して25歳から行っててもアラサーくらいのキャラクターです。
そして、敵対するボーマニャンが一目で無実を信じてしまうくらいの清楚な外見ということで、見るからに魔女然とした雰囲気ではありえないのです。
「マイティーソー・バトルロイヤル」の死の女神、ヘラ様とかをイメージしてはダメなのです(笑)

ルパン生誕100年記念映画「ルパン」のジョジーヌはまさしく熟女な妖婦まんまのイメージでした。見るからに一筋縄ではいかない悪女。これはこれでやっぱりセクシーで魅力的なんですよね〜(>_<)

強敵ならやっぱり太刀打ちできない悪の魅力みたいな吸引力で手玉にとってたぶらかしまくりと言うのも大変心引かれる造形ではあったのですが、ここはあえて、原作を遵守しました。

ジョジーヌさん、描いて動かしてみるまでおっかなびっくりだったんですが、描いてみたらこれがもう楽しいのなんので自分でもびっくりです(笑)

今回はフランス取材後に取り組んだ回だったわけですが、取材の時、今回のためにどうしても見ておきたかったのが海です。ノルマンディーの夜の海。

取材に行って日の天気が曇天でたまに小雨がぱらつくような状態でしたので、イメージはばっちり。

どんなふうだったかといえばひたすら「真っ暗」でした。どこからが海でどこから空かわからない真っ暗闇状態。
怖い。これは怖いなと。

作画ではそこまで暗いと絵にならないのでそこそこにしてありますし、途中から心象風景も含めて夜とは思えない明るさになったりもしてますが(笑)少しでも臨場感出てたらいいなあ。

タイトルページ、もっとロングで描いてあったんですが、トリミングでだいぶアップ目になっております。
発売の遅い家の近所でも店頭に並んだあたりで全体像などアップしてみようかと思います。

表紙、今回はお題がシチュエーションありきでしたのでTwitterのほうでも没をアップしませんでしたが、
「妖しい舞踏会に誘うルパン。エリクがいてもいいかも。小道具にマスク。時代がかった豪華な椅子に座っているバージョンもいいかもしれません」と言うことで4点ラフを提出しましたが、結局エリクがいるバージョンに。
採用ラフ
没1
没3
没2

次回はいよいよ2巻のラストにあたる回です。盛り上げていきますよ〜Σd(≧▽≦)

| お仕事情報 | 21:12 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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「ルパン・エチュード」第6話


「ルパン・エチュード」6話 10月16日(月)発売「プリンセスGOLD 12月号(秋田書店)」掲載されております。
「カリオストロ伯爵夫人」編 2話目です。

前回は原作の「南フランスで3ヶ月前に出会った」という、ほぼ1行を膨らませたお話でしたが、今回は原作の流れで進んでおります。
もちろん「ルパン・エチュード」ですので同じエピソードでも意味とニュアンスはかなり違います。

舞台はノルマンディ方面に移りましたが、この回の作画を終えてから現地へ取材に行ってきましたので資料だけで描いたものと実際の空間とどのくらい体感的にズレがあるのか興味津々で現地入りしました。

フランス取材旅行に関しては、Twitterの方ではぱらぱらつぶやきましたが、こちらではまたあらためてお話し出来ればと思っております。

前回はラウールとクラリスがメインでしたので今回はルパンのターンです。

次回はいよいよカリオストロ伯爵夫人ことジョセフィーヌ登場となります。
もしかしたら一気に作品のムードが変わるかもなーと思っているんですが、こればっかりはネームまで行ってみないとわかりません(^^;)

「カリオストロ伯爵夫人」ルパン原作の中ではわりと映画とか舞台でも取り上げられているお話だったりするので、私も原作を読む前より前にそっちの方に触れていたため、クラリスがヒロインポジションであることは知っていました。が、原作を読んだら思っていた以上にジョセフィーヌさんの比重が大きくて…と言うか、クラリスの影が薄めで(笑)
存在としてのクラリスは決して薄くないんですが、お話はまぎれもなく「カリオストロ伯爵夫人」なのですね。

で、このジョセフィーヌさん、ミステリアスなだけでなくて複雑で、単純な悪女ではないんですね〜
わかりやすさ的には単純な方がわかりやすいんですが、そうじゃない部分が面白かったりもするので、まだキャラ立てにあーでもないこーでもないと思案しているところがあります。

彼女絶対面白いよ!という予感はあるんですが、この原石、ヘタにカットしたら台無しにして輝きを損ねちゃう!そのくらいなら平凡に無難にキャラ立てちゃった方がマシなんじゃないの?とか、そもそもそんなキャラクター私に扱えるの?とかめちゃくちゃ緊張するキャラクターです。
原作はありますし、「ルパン・エチュード」としての着地イメージもあるんですが、同じ筋運びでもキャラクターでお話はがらっと変わってしまうのです。

まぎれもなくこのお話のもうひとりのヒロインで有り、最大の敵、そして最大の被害者(?)でもあります。
動き始めたらたぶん迷わないんですが、何しろこれからが本番ですので今が一番緊張しています。多分(^^;)

ちなみに私、西洋方面うとかったので「伯爵夫人」って何?ってレベルから始まりました(^^;)
夫人って奥さんなの?とか思ってたら、「伯爵の奥さん」と言う意味もあれば、女相続人としての「伯爵夫人」も有るそうです。正確には「女伯爵」というべきところを「伯爵夫人」としている場合がありまして、このお話の「カリオストロ伯爵夫人」はまさに「カリオストロ女伯爵」です。

さて次回、どうなりますやら乞うご期待!なのですがなんと、次号、このタイミングで表紙&巻頭カラーいただきました!

yokoku

…がんばります!!

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