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よろず徒然雑記

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今さらでも!「ルパン・エチュード」10話

OP10宣伝

本日は【ルパン・エチュード】10話です。

9話ラストで「どっちが先に謎を解くか見てろ!」的な啖呵を切って独自調査を開始するルパンですが、この回、トピックスが多くて四苦八苦でした(^^;)

「七本枝の燭台の謎」とはどういう物なのか、という物語の重要なポイントをめぐるかけひきと、ジョジーヌの本性はどうなの?と言う葛藤やら盛りだくさんです。

燭台の謎、そもそも24年前がスタートといいつつ、そのいきさつに踏み込むとさらに遡ってフランス革命まで到達し、そこからさらに遡るという複雑さ。

例えるなら、昭和最後の年に託された謎が、幕末の動乱まで遡り、その発端は戦国時代から受け継がれてきた秘宝、とかそんな感じでしょうか。かえってわかりづらいか(^^;)

謎のいきさつも複雑ですが、ルパンのアップダウンは激しいわ、シリアスかと思うと悪ノリで相手をからかうわ調子に乗るわでメンタル的にも大忙しです。

場当たりと言ってもいいくらい瞬間瞬間でめまぐるしく変わる、まじめと悪ふざけ、かと思うと一気にとことんまで追求解析する集中度。
原作を読み慣れないうちはこのテンポに取っつきづらく感じていたんですが、リズムがわかってくると、そのバイタリティと回転、切り替えの早さがルパンというキャラなのだと納得します。

「カリオストロ伯爵夫人」若いルパンがテーマで描かれているので、その特徴がより顕著です。

これがポプラ社の南洋一郎版ルパンだと、貫禄と思慮深さと悪辣と言ってもいいしたたかさでとても20才とは思えません(笑)

本家ルパン、高速回転の思考と反応、脊髄反射レベルの行動力。まさにジェットコースターですが、ここまでの熱量はいろいろアレなところを差し引いても、やっぱりものすごく魅力的です。

そう言う本家のキャラクター性は大事にしたいと思って描いているので、エキセントリックな部分もちょいちょい拾ってるんですが、テイストを感じていただけたら嬉しいなあと(^^;)

この回はドミニックことエリクも、地道に(?)お仕事をしています。

3巻CMページはこの回のラストページが丸ごと使われていますが、編集さんGJ!

完全にお互い気を許してはいないけれど愛はある。
愛はあるのに、信じ切れなくて心のすべてを預けることができない。

そんな空気が表現できていたら大成功なのですがいかがでしょう?(^^;)

そしてこの次の11回、「カリオストロ伯爵夫人」を描くなら個人的にここははずせない!とこだわった箇所の多い回でもあります。

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今さらだけど!「ルパン・エチュード」9話



「ルパン・エチュード」 9話について
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プリンセスGOLD電子化、そして月刊化第2号に掲載されました。
「ルパン・エチュード」2巻と同時発売でした。
「カリオストロ伯爵夫人」5回目です。

遠い昔のようですね(^^;)

3巻のお知らせ後ではありますが、やはりちゃんと各回触れておこうと思います。

表紙も描かせていただきました。
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がっつりトリミングで背景が消えてますので文字無し画像も。
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原作第7章「カプアの逸楽」冒頭部分。
原作によるとラブラブな時期は一ヶ月ほど続いたらしいんですがこの辺はだいぶ駆け足で通過しました(^^;)

ルパン/ラウールの幼少時代、女王の首飾り事件当時として描いていますので6歳くらい。
1874年生まれで計算すると1880年あたりになります。

このあたりの時代、男性はともかく、女性のドレスのシルエットはけっこう数年単位で変化します。

原作ルパンの物語はけっこう過去のいきさつだったり歴史だったりがからんでくるのでその都度年代と風俗を確認します。

物語的には1894年が舞台なんですが、数年前までの流行だったバッスルスタイルから、袖に特徴の有るスタイルに変わっています。

写真や当時のファッションプレートなどの資料を見ると、とにかく肩の膨らみがすごい!パフスリーブとかジゴ袖とか聞いてイメージするレベルではありません!

子どもの頃見たアニメ「赤毛のアン」で、アンが「袖の膨らんだ服が!袖の膨らんだ服が!」と言ってたなあと思いだしました。
ジョジーヌやクラリスを描いていると必ず頭の中でアンが「袖の膨らんだ服!」を連呼します(^^;)

そしてジャポニズム花盛りの世紀末フランス。
この時代を扱った映画では必ず出てくる着物ガウン!

ここで出さないでいつ出すんだ!と言うことでジョジーヌさんに羽織っていただきました。

羽織ると言えば、クラリスの部屋でも羽織っていたルパンのシャツですが、実は現代のシャツのように前が全開になるタイプは、この時期やっと現れたどうかというタイミング(^^;)
無くは無いならあってもいいか、と描きましたが、どうなんでしょう(^^;)

当たり前のようにジョジーヌの組織に潜り込んでいるエリク。あれ?と思われた方もいると思いますが、2巻のラストに1P描き足してこっそり就職していたのでした(^^;)

2巻、最初の方にこれまでのお話に頁を持って行かれたのであとがきがありませんでした。
いつもサイン本で絵を入れている、表紙をめくってすぐの白い紙。あれを後ろに持ってくればあとがき頁が取れるそうです。
そうなるとサイン、表紙の裏に絵を描く事になるんですが、はっきりいって表紙裏、描きにくいです(^^;)

まあ私の事情より、あとがきはきっと有った方が嬉しいよね?

10話についてはまた明日!(多分)

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【ルパン・エチュード】3巻発売決定


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『女の一生』鑑賞

※ネタバレ有ります※

観てきました「女の一生」
モーパッサン原作でノルマンディーが舞台、男爵の娘が主人公というので行ってきました。モーパッサンはモーリス・ルブラン先生が小説家目指す影響を受けたとかいう話もあったので、どらどら、と。

Twitterのほうで、と思ったんですが、書き始めたら長くなり、ついでにネタバレ嫌がる人もいるね、ってことでこちらに。

ちなみに原作まったく知らないよ?と言う私です。ストーリー的にはまったくのゾーン外ですが、仕事柄、リージェンシーあたりの風俗だとか、ノルマンディー方面の雰囲気は見たい。というので熊本に来るのを今か今かと待っていました。

お話は、女にだらしないダンナと金にだらしない息子に悩まされるヒロインの踏んだり蹴ったり人生。
映画のカメラワークが基本的にがぶりよりで、しかもいきなり場面がとぶし感情も飛んでしまって、時々変化について行けなくて戸惑いました。しかも回想まではさまってくるので、えーとどの時間軸からの視点なの?と電波拾い損ねた電波時計の針みたいに時々意識的な調整が必要でした。

最大の「!?」は、不倫でメイド(しかもヒロインの乳姉妹)に手を付けて妊娠させた前科のあるダンナが、今度は友人伯爵夫妻の奥さんと出来ちゃってるのをヒロイン目撃しちゃった前後のエピソード。

「みんな嘘つきばっかり!私は裏ぎられた!」と打ち明けに来た主人公に、ダンナの不倫相手である伯爵夫人の夫に真実を伝えるべきだと強硬に主張する神父。黙ってるならあなたも嘘つきで罪深い。同罪だ。肉欲の罪は悪いが、嘘はもっと悪いと追い詰めて、いい人の伯爵を苦しめることになると渋る主人公を脅迫まがいに説得。
えええ、実際にやらかしちゃってる当事者じゃ無くて、ただでさえその事実で苦しんでる主人公を責めるの?

そこで例によっていきなり場面が切り替わると、素っ裸で背中に大穴が開いた伯爵夫人の死体が野原に転がり、狩猟小屋の中にはこれまた素っ裸で胸に大穴の開いた主人公のダンナの死体、そしてナイフで胸をえぐって自殺した伯爵の死体。えええ!いきなりサスペンス!?この話どこに行くの!?

…と思ったら普通に日常話ルートに戻りました。

私的には主人公けしかけたことで3人を間接的に死に追いやった神父、ちょっと屋上で小一時間ほど問い詰めたいところですよ?いいの?この結果有りなの?と。

ダンナが退場したら今度は息子のターン。

うーん、不幸に次ぐ不幸のながされ人生なんですが、あんまりヒロインにも共感、同情できなかったのは彼女自身があまりにも受け身だったからかなあ。

あとはカメラがもうちょっと引いてくれるとせっかくの背景やら風俗やら衣装やら、もっと入ったのに、とちょっと残念!

| 日記 | 23:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「ルパン・エチュード」第8話

OP.8紹介

「ルパン・エチュード」8話 2月16日(金)本日発売の「プリンセスGOLD 2月号(秋田書店)」に掲載されております。「カリオストロ伯爵夫人」編 4話目です。
OP.8


カリオストロ伯爵夫人編、今回分までがコミックス2巻収録となります。つまり今回で折り返しです。

「ルパン・エチュード」2巻 5月16日発売と決まりました!
2巻告知

書店予約可能なタイミングになりましたらお知らせいたしますのでご予約いただけたらと思います。
多分、1巻以上にすごーーーく書店で見つけづらいと思うのですよ!(>_<)
そう言う世知辛いご時世であることはご理解ください。せめて書き下ろしカバーとかあとがきとかは精一杯がんばります!!

さて、今回の内容ですが…
ルパン、大暴走です(^^;) 正直ドン引かれるんではなかろうかとドキドキしております(^^;)
原作も相当大暴走なあたり、というか、そもそも「カリオストロ伯爵夫人」自体が若いわぶっとんでるわのルパン譚なので、避けて通れないというか、ここをはずしたらルパンじゃないというか(^^;)

まあ途中からがらりとトーンは変わりますが、変わったら変わったで大丈夫かなあ、みなさま振り落とされてないかなあと冷やっ冷やです。

ジョゼフィーヌことカリオストロ伯爵夫人、前回ほぼルパンと会話成立しておりませんでしたので、今回ようやくルパンと向き合う形になります。

事件もさることながら、ルパンもジョジーヌさん(なんでジョゼフィーヌがジョジーヌかは今回のを読んでいただくとわかります(^^;))もどちらの感情も激しくアップダウンする回でして、伝わったかな〜楽しんでもらえたかな〜と、いつも以上にめちゃくちゃ緊張しています(>_<)

キャラクターがやっとセットポジションに着いたところで前編終了とか、大丈夫なのか自分!と言う別のドキドキも有ります。一人まだウロウロしているエリクですが、後編はけっこう活躍してくれるはずです。

そして、前回、見開き扉絵の全体をと言っておきながらそのまま今に至ってしまいました(>_<)
こんな感じだったのでした。

全体像


ジョジーヌさんの髪の色、5話のブログ記事でフォーヴというフランスの伝統色だとご紹介しました。
こんな色らしいです。

フォーブという色

ただ、「金の櫛でまとめている」という原作を再現しようとしたらどうも金の櫛が映えなくなってしまったのでこのイラストではかなり淡い色で描いています。

そして最後に1つお知らせを。

前号をご覧になった方はすでにご存じだと思いますが、プリンセスGOLD誌、この号で紙の本ラストとなります。
次号、4月からは電子専売で月刊発売されます。

「ルパン・エチュード」は5月16日発売の電子2号から隔月での掲載です。
つまりコミックス第2巻発売と同じ日に、続きの載ったGOLDが電子で読めるという仕様です。

コミックスはこれからも紙で出ますが、紙の本にはきびしい昨今ですので、発売のタイミングでお買い上げいただくのが一番確実に手に入るかと思います。どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

| お仕事情報 | 23:05 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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